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GIVE AND GIVE ミナジョーです。
ここでは、あなたが夢を叶える為の手助けになる記事を紹介していきます。
稲盛和夫さんの名言集を紹介します。
京セラ株式会社の創業者として知られる実業家「稲盛和夫」の名言 第2集続きをお楽しみください。
稲盛和夫の名言集
新しい事業を始める際に、もっとも重要だと
考えていることがあります。
それは、自らに「動機善なりや、私心なかりしか」と問うことです。
言い換えれば、そのプロジェクトを始める理由が、利己的な動機ではなく、善意に基づくものであることを確認することです。
日本語の「善」という言葉は、誰の目から見ても普遍的に良い、という意味です。
自分の利益や便宜、あるいは自分が他人の目に、どのように映るかだけを考えていては、
意義のあることを成し遂げることはできません。
自他ともにその動機が 受け入れられるものでなければならないのです。
プロジェクトがいったん開始されると、私はその過程が善であるかどうかを自分に問い続けます。
もし私たちが不正な行動をとるようなことがあれば、いつかはその代償を支払わなければならないからです。
プロジェクトを実行していく過程も、人の道を外れるものであってはならないはずです。
言い換えれば「私心なかりしか」という問いかけが必要なのです。
自己中心的な動機で設立された企業は、従業員の信頼も献身も得ることはできません。
動機が善であり、実行過程が善であれば、結果を心配する必要はないのです。
新しい事業を始める際に、私たちは「これは自分一人だけの利益のためのものか、それとも、他人や地域、社会に利益をもたらすものなのか」ということを自分自身に問いかけることが必要です。
利益を得ることは、それ自体は悪いことではありません。
しかし利益獲得がパートナーや仕入れ業者
顧客に損害を被らせるものであれば、
それは「善」ではありません。
もしその事業が「善」であると断定できないものであるなら、少なくともそれが誰にも損害を与えないことを確かめるべきです。
何を事業の目的とするか、ということは非常に大切なことです。
私はその目的は、人間としてもっとも崇高な願望でなければならないと、信じています。
なぜ次元の高い目的が必要なのでしょうか。
事業を運営するためには、情熱を持ち、エネルギーのレベルを高く維持しなくてはなりません。
しかし金銭欲や名誉欲は、罪悪感を伴い、
たいへんなエネルギーを消費します。
そのような罪悪感は、今しなければならない仕事に対する、エネルギーのレベルを下げてしまうのです。
人間というのは弱い生き物なので、自分の意欲を高めてくれるような動機が必要なのです。
自分だけでなく、ほかの人たちにも最上だと思ってもらえるような、目的を持たなければなりません。
誰にでも誇りを持って話せるような、素晴らしい目的を持っていれば、恐れや罪悪を感じることなく、エネルギーのレベルを上げることができるのです。
これが、事業の目的は
最高の道徳水準に従ったものであるべきだ、
という理由のひとつです。
事業の目的は、まさに経営者の哲学の反映です。ほとんどの場合、必死に努力をすれば
一時的に成功することができますが、
もし経営者の思想が歪んでいれば、結局は事業を失敗させることになるのです。
人生についての見方、考え方を純化し、高めることができて初めて、同じ過ちを繰り返したり、手にした成功を失ったりすることが
なくなるのです。
出典
地球の名言
http://earth-words.org/archives/3904
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