「ゾーン」に入るための脳のメカニズム

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集中のメカニズム


スポーツドクターの辻秀一氏は、「ゾーン」は、脳の「認知機能」と「ライフスキル機能」のバランスが整った状態のときにやって来ると言います。

「認知機能」とは、私たちが動物として外敵から身を守るために、外の環境に敏感になるための能力です。集中するためには「何をするのか」が明確になっている必要があるので、外側に意識を向け、外部の状況や出来事を判断することは大切です。

しかし、人は、この認知機能が進化し過ぎたため、五感からの刺激に過敏になり、周囲が気になり、気が散って、集中状態を作り出すことが難しくなっています。

もう一つの「ライフスキル機能」は、「どうやって」という心の状態を決定する脳機能で、心の内側に向けた脳の働きです。

心をフロー状態にしてくれるのは、この機能です。多くの人は、認知機能は発達しているけれど、ライフスキル脳、つまり、内側に向けた意識の使い方がうまくないため、なかなか集中することができません。

意識的に、ライフスキル脳を使うことで、両方の脳機能のバランスが良くなり、超集中状態「ゾーン」に入ることも可能になります。

集中を阻害する要因


気が散って集中できない状態は「ノンフロー」と呼ばれます。これは、「揺らぎ」と「とらわれ」の状態です。

「揺らぎ」とは、イライラとか、不安だとか、面倒くさいとか、さまざまなマイナス感情で、心が不安定な状態のことです。

また、「とらわれ」とは、過去の出来事によって作られた、思い込みに支配された状態のことです。

私たちの脳は、他人や、その場の環境、さまざまな出来事に対して、いろいろな意味付けを勝手に行う習性があります。

例えば、「上司の態度」「雨」「電車の遅れ」などによって、「揺らぎ」や「とらわれ」が生まれ、イライラし、気が散ります。

しかし、それらに意味付けをしているのは、自分自身であって、本来、それぞれの出来事には、特別な意味はありません。雨が降ることに、気が滅入るという意味など、本当は、ないのです。

このような、自分でコントロールできない要因によって、心の状態を決められていては、いつまでたっても、集中状態や、「ゾーン」に入ることはできません。

まずは、そのことに気づいて、ライフスキル脳を働かせ、意識を外側の出来事から切り離し、内側に向ける訓練をすることです。そうすれば、自分の心を自分で決めることができるようになり、「フロー」状態に入れます。

「ゾーン」に入ったときの脳の現象


心がフロー状態から、「ゾーン」に入るという現象には、「βエンドルフィン」という脳内ホルモンが影響していると言われています。

人間の脳の前頭葉には、A10と呼ばれる神経があり、大きな試合などで過度に緊張したときや、強烈なプレッシャーを受けたとき、「アドレナリン」を放出し、「戦闘態勢」に入ります。

そして、さらに興奮すると、それを鎮めるために、βエンドルフィンという覚醒物質が放出されます。

これは、モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があるといわれる物質で、「痛み」を「快感」に変えてくれます。これが放出されたときが、「ゾーン」に入った状態と言われています。

βエンドルフィンというのは、身体のリミッターを外して、ある一つのことにだけ集中させて、いつも以上の力が出せる状態にします。

そして、このとき、時間が止まったかのような「時間感覚」の歪みを覚えるのも、研ぎ澄まされた感覚や、恍惚感、多幸感を抱くのも、この物質が影響しているためです。

出典
超集中状態「ゾーン」に入って圧倒的に結果を出す方法

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