ホメオスタシス

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ホメオスタシスとは?


「ホメオスタシス」とは「恒常性維持機能」と訳される医学用語です。

もともとは、米国の生理学者 W.キャノンが1932年に『人体の知恵』で提唱したもので、生物が環境の変化に応じて生体のバランスを適正に調整し「状態を一定に保ち続けようとする性質やその状態」のことです。

次から、もう少しわかりやすく説明していきます。

1-1. ホメオスタシスは生命維持に不可欠

ホメオスタシス(恒常性維持機能)は、私達がより長く生きられるように、体が環境の変化を受けても、常に「安定的な状態」を維持しようと働いてくれています。

例を挙げて考えてみましょう。
体温計で自分の体温を測ったことがあると思いますが、日本人の平均体温は36.89℃だそうです。私達の体は常に、自分の体温を「一定の心地よい状態」つまり、36.89℃前後に保とうとします。これこそが、ホメオスタシスの働きなのです。

36.89℃前後というのは、「心地よい状態」には、ある程度の遊びの範囲が設けられているからです。一般的に、35.5℃から37℃くらいでしょうか。

この体にとって心地よい状態の領域のことを「コンフォート・ゾーン」(快適領域)と呼びます。ホメオスタシスは、身体の状態がコンフォート・ゾーンを外れると作動して元に戻そうとしてくれるというわけです。

あなたがジョギングをしている時のことを思い出してみて下さい。10分も走っていると、だんだん呼吸が乱れ始め、心臓の鼓動が激しくなり、体温も少しずつ上昇してきます。

体温がコンフォート・ゾーンの37度を超えると、ホメオスタシスは、自動的に「心地よくない状態」と判断します。そして、毛穴を開き、汗をかいて、体内の水分を蒸発させて、通常の体温に戻そうと調整し始めます。

ジョギングが終わり、動くペースがゆっくりになると、汗はだんだんに止まり、上がっていた「心拍」も「呼吸」も、いつもの楽な状態に自然と戻ってきます。これらはすべてホメオスタシスの働きです。

今度は、逆に真冬の寒い時のことを思い出してみましょう。朝起きて、寝巻のまま新聞を取りに外に出たあなたは、暖かい部屋から急に冷たい外気に触れて、体をブルブルと震わせます。

これもホメオスタシスの働きで、身体を震わせて熱を出して体温を上げているのです。また、鳥肌が立つのは、皮膚の表面の毛細血管を収縮させて、体温が逃げないようにしているためです。  

このように環境が変化したとき、それを元に戻そうとする作用を「負のフィードバック作用」と呼びます。

負(ネガティブ)というのは、変化を弱め、変化を打ち消す「逆の方向性」を持った働きだからです。 

私達は、外部環境の変化や、運動による身体的変化、食物の影響などに応じて、体温、心拍数、血液量、血糖値、血液酸性度など、さまざまな「生理的状態」を生存に適した「一定範囲内」に保っています。

また、転んで擦りむいた後、何もしなくても傷口がふさがるのも、インフルエンザにかかった時、自然と発熱してウィルスを体から排除するのも、すべてホメオスタシスのおかげと言えます。

つまり「ホメオスタシス」によって「負のフィードバック作用」が働き、常に「コンフォート・ゾーン」の中にいる状態を保とうとしています。こうして、私達の身体は守られているのです。

まさに、ホメオスタシスは「生命の維持」に不可欠な性質であり「健康」を維持する上で非常に重要な役割を果たしているといえます。

1-2. ホメオスタシスは「病気の状態」も維持する!?

このように、健康状態の維持のために働いてくれるホメオスタシスのおかげで、私達はそう簡単に病気にはかかりません。

しかし、困ったこともあります。それは一度、病気になってしまうと、今度は逆に「病気」にホメオスタシスが発揮されてしまうことがあるということです。

これは、病気が長く続くと、ホメオスタシスが「現状=正常」と認識し「病気の状態」を維持しようと働くためです。
 
そうなると今度は、健康に戻ることに「抵抗」が生まれて治りにくくなってしまうことになります。

健康な時は、病気から体を守ってくれている「ホメオスタシス」が、時に病気から正常な状態に回復することへの「障害」になるというのは、何とも皮肉ですよね。

1-3. 心理にも作用しているホメオスタシス

このように私達の健康と密接に関係しているホメオスタシスですが、その作用は「身体」だけでなく「心理」にまで及んでいます。

体の不調がなかなか治らない場合、ホメオス
タシスが心理に作用しているケースがあります。それは、心配してもらったり、慰めてもらったりしている状況が「心地良い」など、病人であることに何らかのメリットを感じている時に起こります。

しかも、それは深層心理で感じているので、自分では、その心理状態に気づいてさえいない可能性もあります。

つまり、無意識に「このままでいたい」「今の状態を変えたくない」という欲求をもっているために、治りそうになると、あえて治療をやめてしまったり、回復の妨げになるような行為をしたりして現状を維持しようとするのです。

ホメオスタシスが心理に作用している他の例を考えてみましょう。テストの平均点が60点ぐらいの生徒が、ある日90点を取ったとします。すると彼の潜在意識は、その状況に居心地の悪さを感じます。 
 
そして次のテストでは、ちゃんと30点を取り、平均点をコンフォート・ゾーンの60点に戻します。

同様に、年収300万円の人が、ある日1億円の宝くじに当っても、あっという間に浪費してしまい、数年以内にすべてを失って元の生活に戻ってしまうといったケースは、実際多いといいます。

その人にとってのコンフォート・ゾーンは年収300万円だからです。
私達はコンフォート・ゾーンにいることで非常にリラックスできるため、無意識に「いつもの状態」を維持しようとしているのです。

1-4. あなたの思考と行動のブレーキになっているもの

このように、ホメオスタシスが心理に作用することで、あなたが「今の自分を変えたい」「もっと理想の自分になりたい」と望んで何かに挑戦したり、行動を始めたりしても、すぐに諦めてやめたくなってしまう理由の説明がつきます。

例えば、痩せたいと思いダイエットを始めても、数日後には普段の食生活に戻ってしまう、または、少し痩せても、すぐにリバウンドしてしまうということがあります。

これは、甘いものをガマンする自分や、毎日、運動する自分、そして痩せている自分自身のイメージが、コンフォート・ゾーンの外にあるため、無意識に「自分らしくない」と認識し、ホメオスタシスが働いて「元の自分」に戻そうとした結果です。

また、禁煙を決意した人が、すぐに挫折して元の生活習慣に戻ってしまうのもまったく同様の原理です。

他の例を考えてみましょう。あなたは将来の転職に備えて、資格を取ろうと決心したとします。ヤル気十分で計画を立て、学習をスタートしたはずなのに・・・仕事から帰ると、疲労感でどうしてもテキストを読む気が起きず、明日の朝、早起きしてやろうと考え、ビールを飲んで寝ます。

しかし、案の定、早起きはできず、帰ったらやろう、明日こそやろう、週末には必ずと時間だけが過ぎ去ります。

そして、その内、もう資格なんて無くても、今のままでもいいやという気になってきます。結局1ヶ月後、教材はできるだけ目に触れないように机の引き出しの奥の方にしまわれ、何かの拍子に視界に入ると、古傷が痛むような気分に見舞われるのです。

このような経験が、もしかしたらあなたにもあるかもしれません。
これは、単にあなたの意志が弱いからというよりも、ホメオスタシスがコンフォート・ゾーンに引き戻している結果なのです。

この場合は、いつものようにビールを飲みながら、TVを見てダラダラ過ごすというのが、コンフォート・ゾーンということになります。

人は「新しい」「居心地の悪い」状況、環境に身を置くよりも、肉体的にも心理的にも気軽で快適な「コンフォート・ゾーン」にとどまりたいと思うものなのです。

「何かを変えたい」「もっと理想に近づきたい」「夢や目標を達成したい」と思った時に、それがそれほど難しいことでもないのに、実現できないのは、現状を維持しようとするホメオスタシスが働いて「心理的抵抗」になっているからです。

「失敗への恐怖」「恥ずかしさ」「変化への不安」「面倒臭さ」「自責の念」など、様々な心理的なブレーキがかかってしまっているのです。そして、この無意識の抵抗は、変わろうとする気持ちが強ければ強い程、比例して強くなると言います。

まずは、あなたが新しいことに挑戦しようとする時、夢や目標を達成したいと思った時は「ホメオスタシスが常に働いている」という事、そして、それが、あなたの思考と行動のブレーキになるかもしれないということを意識する必要があります。

そして、そのブレーキを、うまく外すことさえできれば、あなたは夢の実現に向けて一直線に突き進むことができるのです。

出典
苫米地式ホメオスタシスを味方にして自動的に夢を叶える方法
https://re-sta.jp/homeostasis-2560
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